STEAM教育を応援します

STEAM教育とは(→文部科学省のページにリンクしています)

 文部科学省のページには次のように定義されています。
「AIやIoTなどの急速な技術の進展により社会が激しく変化し、多様な課題が生じている今日、文系・理系といった枠にとらわれず、各教科等の学びを基盤としつつ、様々な情報を活用しながらそれを統合し、課題の発見・解決や社会的な価値の創造に結び付けていく資質・能力の育成が求められています。
 文部科学省では、STEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)に加え、芸術、文化、生活、経済、法律、政治、倫理等を含めた広い範囲でAを定義し、各教科等での学習を実社会での問題発見・解決に生かしていくための教科等横断的な学習を推進しています。」

 つまり弊社では、「STEAM教育とは(科学、技術、工学、芸術、数学の5つの学問領域を統合的に取り入れた学習)による、IT社会に順応した競争力のある人材育成」と理解します。

 確かに高度な専門分野(基礎科学)は、絶対に必要です。しかしながら先端技術の研究・開発には高額な研究費が必要不可欠です。
 そこで、研究費を捻出するためには現在使用可能な技術を応用した製品を開発して、経済を循環させることが必要です。
 そうです、ここで必要になるのが「STEAM」人材なのです。
 つまり、発想をエンジニアからデザイナへ変えることこそが重要です。
 デザイナ?とは、衣服をデザインする人と思われた方はもう少し視野を広げてみてください。
 服のデザインにおいても、文化・素材(化学)・芸術・数学(黄金比など)が組み込まれていますよね。ただ、絵を描いただけでは優れたデザインとは言えません。
 また、車のデザインなどで有名な方は「外形は車の構造・性能・機能などを表した結果の造形」と話されていました。
 そうです、優れたデザイナは素材や機構など製品全体の知識を持っているのです。

 今後必要な人材は、次の2者と考えます。
・基礎科学を追求する研究者
・各分野の基礎科学や法規を広く理解して製品開発できるデザイナ

 アイカメはデザイナの育成を3Dプリンタやレーザーカッターなどで構造的な技術を、電子回路・ソフトウエア作成で機能的な技術の習得によりモノ作りを目指す方の支援を行います。